ホームページの役割
間違いだらけのホームページ活用
打ち合わせ現場でよく耳にする中で、
「SEO対策でホームページが上位3番以内に表示されるようになった」
ホームページをリニューアルして、
「閲覧者の滞在時間が長くなり、離脱率も改善した」
「デザインがよくなり、間違いなく操作性もよくなった」
といったものがあります。
確かに、SEO対策もデザインも重要ですが、果たして、ホームページを効果的に活用できているといってよいのでしょうか?それが、ホームページの本来の役割なのでしょうか?
何のために費用をかけてホームページをリニューアルするのか?
ホームページの本来の役割を取り違えてしまうと、リニューアルした意味がなくなってしまいます。
ホームページの本来の役割とは
福屋コンサルティングでは、と捉えております。
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集客機能
見込み客を集客する
ホームページの集客では、問合せ率が何%あるかが大切で、1%以上あることが目安となります。つまり、100人がホームページを閲覧したら1件以上の見込み客が創客できているかどうかが重要です。
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追客機能
見込み客を追客し、イベントへ誘導する
ホームページを閲覧して資料請求・会員登録をして頂いた見込み客に対してステップメール(メールを自動配信する)等の活用で見込み客のランクアップを図り、イベントへの誘導率を高めていきます。
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顧客管理機能
名簿を自動で作成し、販売促進を図る
ホームページから会員登録があった顧客をロスなく契約までアプローチできるように名簿を作成し、ランクの判定や追客状況が分かるように管理を行う。会員登録から3ヶ月間動きのない顧客は自動的に顧客管理システムがクリーニング(削除)を行ない、顧客の鮮度管理を行う。
ホームページ有効活用すると
ホームページは、折り込みチラシに比べ1/7のコストで新規顧客を獲得できます。
また、名簿客の再来場(イベントへ誘致する)を促すコストは、メールで行いますので、基本的には無料です。
ホームページとチラシ・DM等の効率の違い
失敗しないホームページリニューアルの手順
まず、ホームページの問合せ率を1%以上にする事が肝心です。その後にリスティング広告等を行いホームページの閲覧者数を増やしていきます。
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ホームページの問合せ率を1%以上にする。その後でリスティング広告の順番。※問合せ率1%以上とは、100人がホームページを閲覧したら1件以上の見込み客が創客できるということです。
この改善の手順で行うことが大切で、問合せ率1%以上の集客効率がない状態でリスティング広告を行ってしまうと、狙い通り閲覧者数が増えたとしても結局、問合せ率はよくないので、集客につながらないということになってしまいます。リスティング広告にかけたコストが無駄になってしまいます。
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ホームページの問合せ率が1%未満の状態でSEO対策・リスティング広告等にコストをかける。結局、集客できない。
あくまでもイメージですが、水を汲む作業に例えますと、問合せ率1%未満のホームページは、穴の開いたザルと一緒です。どんなに水をすくっても、みんなこぼれてしまいます。
まずは、ザルの穴を塞ぐ(問合せ率1%以上のホームページにする)ことが先決で、その後に水をくむ(リスティング広告等で閲覧者数を増やす)という手順が大切です。
そして、なによりもホームページをリニューアルする目的を明確にすることが重要になります。
何のためにホームページをリニューアルするのでしょうか?
「確実に集客して、業績アップに貢献すること」以外の目的はありません。
「SEO対策で上位表示された」とか「離脱率が改善した」「デザインがよくなった」という事が、目的になって仕舞わないように気を付けて下さい。